宗祖御会式とは|日蓮聖人のご遺徳を偲び、報恩の心を捧げる日

10月13日は、日蓮宗の宗祖である日蓮聖人のご命日です。

日蓮聖人は、弘安5年(1282年)10月13日、武蔵国池上(現在の東京都大田区)において、そのご生涯を終えられました。

日蓮宗では、このご命日を中心に「宗祖御会式(しゅうそおえしき)」と呼ばれる法要を各地の寺院で営みます。

御会式とは

「御会式(おえしき)」とは、日蓮聖人のご入滅を偲び、そのご遺徳に感謝し、報恩の真心を捧げる大切な法要です。

日蓮聖人が私たちに伝えてくださった法華経の教えと、お題目の信仰。

その教えを今に受け継ぐことができるご縁に感謝し、日蓮聖人への報恩の思いを新たにする日でもあります。

日蓮宗では、2月16日の「宗祖降誕会」、4月28日の「立教開宗会」、そして10月13日の「御会式」を、宗祖日蓮聖人のご生涯における大切な三つの御聖日としてお迎えしています。

なぜ「お会式」と呼ばれるのでしょうか

「会式」という言葉には、法要や儀式のために人々が集まるという意味があります。

日蓮聖人のご命日にあたり、僧侶や檀信徒が集い、お経を唱え、お題目を唱えながら、宗祖のご遺徳を偲びます。

地域や寺院によって、その営み方や時期はさまざまですが、10月13日前後には全国各地の日蓮宗寺院で御会式が営まれます。

御会式と「桜」

御会式といえば、桜の花を飾った「万灯(まんどう)」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

日蓮聖人がご入滅された際、季節外れの桜が咲いたという故事にちなみ、御会式では桜の花をかたどった飾りが用いられるようになりました。

特に池上本門寺の御会式では、万灯を掲げた行列が有名で、毎年多くの参詣者でにぎわいます。

華やかな万灯の姿は印象的ですが、その根底にあるのは、日蓮聖人への報恩感謝の心です。

法生寺でも宗祖御会式をお迎えします

法生寺においても、宗祖日蓮聖人のご命日をお迎えするにあたり、宗祖御会式の法要を営みます。

日蓮聖人が歩まれたご生涯に思いを馳せ、今日こうして法華経・お題目の教えにご縁をいただいていることに感謝し、皆さまとともにお題目をお唱えしたいと思います。

御会式は、日蓮聖人を偲ぶだけの日ではありません。

私たち自身が、日々いただいているご縁や、受け継がれてきた教えのありがたさを見つめ直す機会でもあります。

今年も宗祖日蓮聖人への報恩感謝の心を胸に、御会式をお迎えいたしましょう。

南無妙法蓮華経

令和8年の御会式日程

10月13日(火)18時より当寺にて執り行われます。